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ルーズベルトホテル(Hollywood Roosevelt Hotel)

　記念すべき第一回アカデミー賞授賞式は1929年

にこのホテルで行なわれました。映画のロケーションとしては、エディ・マーフィー主演の「ビバリーヒルス・コップ2」のストリップ・ショーのシーンの撮影に使われました。他にも、ミッシェル・ファイファー主演の「ＴＨＥ　ＦＡＢＵＬＯＵＳ　ＢＡＫＥＲ　ＢＯＹＳ」のナイト・クラブシーンに使われましたし、リチャード・ギア主演の「インターナル・アフェアー」でもこのホテルのクラブが使われた。クラーク・ゲーブルがここのスイートルームでハネムーンを過ごした話なども有名。

中国人劇場(Chinese Theater)

ハリウッドで最も有名な場所がここ。いつも世界中の観光客が有名俳優の手形足型を見に来てごったがえしています。実は今でも普通の封切りの映画館です。映画では「スピード」のラスト・シーンに使われた記憶が新しいが、アーノルド・シュワルツネッガーの「ツウィン」にも登場していますし、その他プレミア試写会がよくこの劇場で開かれるため、ハリウッド・ニュース関係のテレビで頻繁に出てきます。

ラスパルマス　ホテル(Las Palmas Hotel)

　映画「プレティ・ウーマン」で娼婦に扮するジュリア・ロバー

ツが住んでいたアパートがここ。実は長期滞在用のホテルなのです。このホテルの横に付いている非常階段は、せっかく貯めた家賃をルームメイトに使われ、大家の取り立てから逃げるためにＪ．ロバーツが使ったし、又エンディングでは役柄上、高所恐怖症のリチャード・ギアがこの階段を登りＪ．ロバーツに花束を渡す感動のシーンに使われました。

パンテージ劇場(Pantages Theater)

1930年ギリシャ移民の興行主アレキサンダー・パンテージが初代のオーナー。映画「ボディガード」ではホイットニー・ヒューストン演じる超人気スターがコンサート中ケビン・コスナーに助けられるシーンに使われました。他にマイケルジャクソンの「スリラー」、「バットマン・リターン」、「ワイルド・ワイルド・ウェスト」などにロケ地として使われています。ここ近年はアカデミー賞授賞式はミュージック・センターにあるドロシー・チャンドラ・パビリオンやシュライン・オードトリアムが多く使われていますが1949年からの１０年間はこの劇場が使われていました。

▲ＴＯＰ

キャピタルレコード本社(Capitol Record)

　映画産業が衰退した後、

ハリウッドに多く進出してきたのがレコード会社。その中でもひときわ目立つのがこのキャピタル・レコードの本社です。レコード盤をイメージしたこの建物は今やハリウッドのランド・マーク的存在。映画ではジーン・ケリー主演の「マスク」に登場、コミカルな格闘シーンがこの特徴的な円柱形の建物のはりだし屋根で撮られました。入り口のロビーにはフランク・シナトラやビートルズ、ティナ・ターナーなどのゴールド・ディスクが展示されています。

パラマウントスタジオ(Paramount Studios)

ハリウッド地区でもダウンタウンよりのメルローズアベニュー（ショッピン場所からはかなり東）の大通りに面しているパラマウント映画の撮影所。かつて多くの撮影所があったハリウッド地区ですが、現在ではここ一軒だけを残し多くはバーバンク地区に移転してしまいました。映画の中にあらわれる撮影所のイメージピッタリの景観は、撮影所のイメージとして定着してしまっている。高級車に乗ったスターが門をくぐって行く姿が目に浮かんで来そうです。

ファーストメソジスト・チャーチ（First United Methodist Church of HWD）

２００１年１１月にオープンした今話題のハリウッドの新名所「ハリウッド・ハイランド」と呼ばれる巨大エンターテイメントセンターの北隣に位置するこの教会はウーピー・ゴールドバーグ主演の尼さんの感動物語「天使にラブソングを」での撮影現場になった教会です。その他マイケル・Ｊ・フォックス主演の映画「バック・トゥ・ヒューチャー」の１と２にも登場しています。余談ですが若大将加山雄三が結婚式を挙げたのもこの教会。