さていよいよ料理の注文です。メニューにはSoups(スープ)、Salads(サラダ)、Seafood(魚介類)、Meats(肉料理)、(デザート)Desert と食事の順序に従って書かれていますのでその項目から一つずつ選べばよいでしょう。ただし驚くほど量が多いですから項目全てを選ぶとまず食べられないでしょう。 サラダと肉料理にデザートもしくはスープと魚介類にデザートでも多いかも知れません。(料理方法、食材の種類などレストランで知っておくと便利なレストラン用語参照)
こうしたアラカルトでの注文でもよいですが、メインディッシュを選ぶとスープもしくはサラダそしてパンとコーヒーもしくはティーがセット化されたコース(定食)メニューを大抵もっていますので、こちらの方が注文も面倒でないし量的にも手頃(それでも多い)なのでお薦めかもしれません。メニューの中央あたりに囲みで書かれていることが多い。ここでは一応ステーキディナーのコースを選んだと想定して進めてまいります。
ステーキにも大きく分けて2種類、フィレ(Filet Mignon)とサーロイン(Sirloin)がありますのでまずどちらかを選びます。次にサラダかスープを選びます。メインの後のデザートはもし選択があったとしても(アイスクリームかチーズケーキ)ここでは注文せずメインディッシュの後になります。ここまで注文できれば80%は完了とお考えかもしれませんが実はここからがけっこう面倒なのです。
次にウェイターはもしサラダを選んでいれば「What kind of dressing would you like?」と聞いてきます。こうして英語で書くと何の種類のドレッシングをお好みですか?と聞いているのはお分かりかと思いますが、まさかドレッシングの種類を聞いてくるとは思ってもいなかった場合「エッ!」となってしまい戸惑ってしまうでしょう。ではドレッシングにどんな種類があるのか、代表的なものを3つ上げておきましょう。1. Thousand Island (サザンアイランド:マヨネーズとケチャップベース)2. Italian(イタリアン:これが日本で最もポピュラーなフレンチドレッシングに近い)3. Blue Cheese (ブルーチーズ:独特の臭みがあり通好み)。フレンチドレッシング もありますが日本それとは異なりピンク色をしたとろみがあります。イタリアンが無難でしょう。
今度は「What kind of potato would you like?」と聞いてきます。どんな種類のお芋がいいですか?ジャガイモかサツマイモかサトイモかを聞いているのではありません。ジャガイモの料理法を聞いているのです。代表的なものをあげると1. Baked potato (ベークドポテト:オーブンで丸ごと焼いたもの)2. French fries(フレンチフライ:マクドナルドにもあるあのフライドポテト)3 . Fried potato(フライドポテト:フレンチフライのように油で揚げるのではなくフライパンで炒めたもの)4.Mashed potato(マッシュポテト)等です。
そしてこれは日本でも同じですが「How would you like your steak?」と焼き方を聞いてきます。そうRare(生焼け) Medium(中くらい) Well Done(十分焼く) となります。ただ日本と比べるとアメリカの方がよく焼くようで日本でMediumで召し上がっているのならMedium Rareを頼むとよいと思います。
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