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ビバリーウィルシャーホテル（Beverly Wilshire hotel）

　豪華絢爛の極めつけがこのホテル。

やはり泊まる人も世界のトップレベルの人達だ。映画「ビバリーヒルズカップ」でも刑事役のエディ・マーフィーが宿泊したが、なんと言っても映画「プレティ・ウーマン」の舞台として超有名だ。ここの最上階のペントハウス（写真の建物最上階）を独り占めしているのが大富豪役のリチャード・ギアである。彼がベランダに出られないほどの高所恐怖症だと知った娼婦役のジュリア・ロバーツが「どうしてここを借りてるの？」と尋ねると、ためらいもなく「ここがベストだから」と言い切ってしまう彼はすごい。そんな人が実際いた！このペントハウスは、ワレン・ベティーが１０年以上も借りて住んでいたそうだ。

その他昭和天皇をはじめ、イギリス皇太子チャールズ王子、エルビス・プレスリーといった多くの著名人が宿泊している。このホテルの目の前から延びる通りが超高級ショッピング通り、有名ブランドがずらり軒を並べるロデオ・ドライブである。ジュリア・ロバーツも映画「プレティー・ウーマン」では、ここで持ちきれないほどの買い物をした。

ビバリーヒルズ市庁舎（Beverly Hills City Hall）

モスク（回教寺院）を思わせる絢爛な建物で、とても役所のビルとは思えないが、さすがは世界一の高級住宅地のビバリーヒルズの市庁舎だ。

エディ・マーフイ主演の映画「ビバリーヒルズ・コップ」では警察署の建物として使われているので、あっそうかと思い当たる人も多いのではなかろうか。ストリー上でも新しい赴任地にやってきたＥ.マーフイ扮する刑事が、警察署の華麗さにびっくりするシーンがあるが、実際の警察署はそのお隣（写真右）でこれは取り立てて変わったビルではない。

グッドシャパード教会（Churchi of the Good Shepherd）

９回も結婚したエリザベス・テーラーが最初に結婚式を挙げたビバリーヒルズで一番古い教会。この時はまだ彼女も初々しく清楚な美しさに溢れていた。更にはアルフレッド・ヒッチコックの葬儀の会場ともなった。映画では「スター誕生」でジェームス・メイソンの葬儀の舞台となったロケ地でもある。

アイビーレストラン（Ivy Restaurant）

　ビバリーヒルズにあるこのイタリアンレストラン、

外観からも解るようにＩＶＹ（蔦）に覆われている。映画「ボディガード」でケビン・コスナーのボディガードを連れ、スター役のホイットニー・ヒューストンが友達と出かけたのがこのレストラン。実際にもハリウッド・スター達が頻繁に訪れる店としても有名で、マドンナとマイケル・ジャクソンもここで一緒に食事をしていたとか。値段的にも飛び切り高級という訳ではないので、ロデオやビバリーセンターでの買い物の後のちょっと気取ったランチにはお勧めの店だ。

グレイストーン屋敷（Graystone Mansion）

現在はビバリーヒルズの公園として公開されているこの豪邸、グレイストーン屋敷（Graystone Mansion）は、海運王であったEdward Doheny が１９２８年に彼の息子への贈り物として建てたと言われている。総工費は当時の価格で４００万ドルを越え（５５部屋と１６エーカーの庭を持つ）と言うから、いかに豪勢なお屋敷であったかが想像がつく。「マフィア」ではクリスティナ・アップルゲートがリビングルームに入っていくシーンが撮られたほか「ボディガード」（ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン出演）、「幸福の条件」（ロバート・レッドフォード、デミー・ムーア出演）等数々の映画に登場している。